美里町立不動堂小学校1年生の児童78人は10月29日、宮城県小牛田農林高等学校農業技術科野菜専攻班の3年生6人と交流を図りながら、サツマイモを収穫しました。
同小学校では、人や社会との関わりの中で社会性や勤労観を養う「みやぎの志教育」の一環として高校生との交流を実施。美里町社会福祉協議会が両校の架け橋となって本年、交流が実現しました。
収穫したサツマイモ「べにはるか」は、5月の交流で児童と高校生が一緒に定植したもの。高校生がつるを根元で切り、ショベルで土を掘り起こすと、児童は手で土を掘りサツマイモを収穫。「いっぱい取れた」「思ってた100倍楽しかった」と笑顔を見せ、収穫後には高校生と一緒に給食を食べながら交流しました。
児童と高校生の他、美里町立不動堂中学校の2年生5人や美里町社会福祉協議会の職員、地域おこし協力隊が収穫に参加しました。
収穫したサツマイモは給食で児童が味わうほか、つるはクリスマスリースの作成に利用します。
高校生㊨が掘ったサツマイモに興味津々な児童
クリスマスリースに使うため、つるから葉を取り除く中学生㊨と児童